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<<   作成日時 : 2012/06/05 17:05   >>

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文民統制

森本 敏防衛大臣誕生で 民間人起用についての論議が喧しい。

憲法第六十六條第二項 内閣総理大臣その他の國務大臣は、文民でなければならない。
憲法第六十八條 内閣総理大臣は、國務大臣を任命する。 但し、その過半数は、國會議院の中から選ばれなければならない。


條文に照らして森本さんの國務大臣任命には、憲法上なんらの問題はない。
むしろ 問題は「文民でなければならない。」と謂う 意味不明な憲法條文にあり。
原文には「The Prime Minister and other Ministers of State must be civilians.」とある。
「文民」とは一体 なにを指すのであろうか?  憲法原文起草者のケーディス大佐  (Colonel Charles L. Kades)の頭の中には、帝國陸軍が倒閣手段として頻繁に悪用した 廣田弘毅内閣の「軍部大臣現役制」復活の悪夢があったのではなかろうか?

「文民」が最初に問題とされたのは昭和二十九(1954)年第一次鳩山一郎内閣組閣の時、國務大臣初代防衛廳長官に野村吉三郎参議院議員の名前が上がった時である。 結局 脆弱基盤の鳩山内閣は紛糾を避けて野村海軍大將の起用は見送られた。

その後も問題を回避する如く 源田實参議院議員を國務大臣に起用しようと謂う総理大臣は現れなかったが、松野頼三、中曽根康弘両元海軍主計少佐の國務大臣就任時 野党側から問題視の發言があったことを記憶する。
違憲提訴がなされたのは 陸軍士官學校第五十五期で陸上幕僚長経験者の 永野茂門参議院議員が羽田孜内閣で法務大臣に任命された時であったが、別の問題で早期に辭任したため、裁判所も明確な解釋・判断を示さずにうやむやに終はってゐる。

その後 小泉内閣の 防衛大學校出身の中谷 元衆議院議員の國務大臣・防衛廳長官任命には「文民」解釋は話題にも昇らなかった。

今回 石破 茂さんの指摘は「防衛大臣が民間人でよいのか?」と謂う『政治的観点からの問題提起』であり、森本さんの應えは『civilian control に問題なし!』と謂う 微妙かつ巧妙に指摘問題点のツボを外したものになってゐる。

誰が見ても不適任・不的確な素人の田中直紀衆議院議員より民間人の森本 敏防衛大臣の方が國民が安心してゐられる事に何人も異議はなかろう。

それよりも英文をそのまま翻譯した意味不明の現行憲法を 一刻も早く國語で起草・改訂する事が必緊であろう。
     (2012/06/05)


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