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zoom RSS 1Q84 讀了

<<   作成日時 : 2012/06/01 14:14   >>

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1Q84讀了。
『 (ichi-kew-hachi-yon) a novel 』 と表紙に書いてある。
と謂うことは、筆者は「a novel、長編小説」だと認識してゐるということか。

2010年に上梓された各1,200枚3-book、即ち3,600枚の書き下ろし長編。
1984 年 4月から12月、携帯電話もSUICAもINTERNETもない、role film装填のMinolta一眼レフが最新鋭だった時代の舞臺背景。

大小二つの「月」があるmarchen 世界の幻想小説。 性交渉なしに「受胎」するfairy taleなfantasic SF-Mistery。 一旦 讀みだすと 最後まで讀切らねば1Q84の世界から讀者を解放させない魔力を備へた 秀逸なる「大衆娯楽探偵小説」である。

世の中の大半の人間は、小説の値打ちなんてほとんどわからん。
しかし 世の中の流れから取り残されたくないと思っている。 (Book 1 P-50)
だから 間違ってノーベル文學賞を取って、話題から取り残されたくないと思い、競って讀むことになる。


登場人物は多岐多彩である。  山岸會、ものみの糖、エホバの商人、それに僧架學會、
いや空中遊泳の淺原紹興が出てくるから モデルは鸚鵡心理教だらう。 赤軍派、あさま山荘事件、點利教だか成鳥の家もどきも登場する。

加へて ドストエフスキーだ 古典平家物語だ、ヤナーエックだジョン・ダウランドだ、はたまたHeckler und Kochだとか 筆者の博識・博覧・博學ぶりを遺憾なく披瀝してゐる。 そのあたりが村上春樹ファンにとって たまらぬ魅力らしいが、どうじに 一般の読者にとっては 鼻持ちならぬsnobbishなところでもある。

讀んでゐるうちに、だんだん1Q84 の世界に引き込まれて、恰も自分自身が そこに棲んでゐるような錯覚に襲われてしまう。

書き下ろしとしてはBook 3 で一應 完結と謂うことになっているが、なんでもBook 4 を目下 執筆中だとの噂もある。

チャーホフによると 『小説家とは問題を解決する人間ではない。  問題を提起する人間である。』さうだが、この作家も大いなる問題を提起してゐる。

『a novel』と謂うのは もしかして 筆者が『a Nobel prize for literature』を期待しての謎賭なのかも知れない。
2012/06/01


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